第21回 九州「川」のワークショップ in 筑後

2022年11月29日

令和4年11月26日(土)~27日(日)に、日田市大山文化センターにて、第21回目となる九州「川」のワークショップが開催されました。

九州「川」のワークショップは、九州河川流域で活動している団体・学校・行政・企業等が一堂に会し、活動発表・意見交換や情報共有を行い、よりよい水環境を育むとともに防災意識の向上や異分野交流促進などを検討し、次世代を担う人材の育成と流域、流域間連携の促進を図ることを目的として開催されています。

1日目

ステージ発表

オープニングは「日田もりあ下駄い」の子どもたちによる、地元の名産品である下駄を履いてのタップダンスで会場を盛り上げていただいた後、「つなごう・つながろう九州の川~水と森と命をまもる~」というテーマのもと、子どもの部4団体を含む計37団体の方々が、工夫を凝らし様々な活動発表を行いました。

松隈地域づくり株式会社の発表の様子
延岡河川国道事務所の職員による体を張った?発表
NPO法人大淀川流域ネットワークの発表には可愛らしい応援が!

2日目

アピールタイム

1日目の活動発表時間は3分間と短かったため、詳しい内容を個別に伺えるよう、併設されている大山公民館の会議室にてアピールタイムを行い、それぞれが一番心に残った団体に投票しました。

1日目・2日目とも、遠方で来ることが出来ない方のためや、新型コロナウィルス感染症対策としてオンラインによる配信も行いました。

講演

開催地である日田市 原田啓介市長より「激甚化する豪雨災害に向けて~流域治水を考える~」と題した講演が行われました。

投票結果・表彰式

グランプリ

松隈地域づくり株式会社 「松隈小水力発電所」

準グランプリ

・加勢川開発研究会 「外来水草除去活動」
・NPO法人 大淀川流域ネットワーク 「ワシントニアパーム伐採の有効活用」
(同率につき2団体へ付与)

次回の開催地である鹿児島県へフラッグを引き継ぎ、今大会実行委員長のNPO法人ひた水環境ネットワークセンター園田氏による挨拶にて、参加団体及び開催地である日田市の原田市長と裏方としてご尽力いただいた市職員の方々への謝辞をもって閉会の運びとなりました。
昨年はオンラインのみの開催で、3年ぶりに顔を合わせての開催となった今大会では、ご参加の皆さまの楽しそうな姿がとても印象に残る2日間でした。