今村天主堂(大刀洗町)

2021年08月23日

今村天主堂

筑後川中流域の田園地帯に、双塔がそびえる赤レンガ造りの建物が目をひく。それは、三井郡大刀洗町の今村天主堂です。
建物に近づくと重厚かつ荘厳な造りに圧倒されます。天主堂内に入ると、珍しいアーチ状の天井(リブ・ヴオールト構造)と、草花が表現されたステンドグラスの窓がおりなす壮麗な雰囲気にまた圧倒されます。
「2 つの塔をもつロマネスク風様式とよばれる赤レンガ造りの現教会は、明治41年(1908) に本田保神父が教会堂の新築を計画され、諸外国、特にドイツの信者からの寄付、信徒たちの労働奉仕のうえ大正2 年(1913) に完成した。