高良大社

2021年08月23日

高良大社

高良大社のご社殿は、ご創建以来何度も建て替えられてきました。 江戸時代、久留米藩の厚い崇敬を受けて、歴代藩主は社殿の造営と祭りの振興に力を入れました。現在のご社殿は、3代藩主有馬頼利公の寄進によるものです。 万治3年(1660)に本殿が、寛文元年(1661)に幣殿・拝殿が完成しました。
江戸初期の権現造( ごんげんづくり) で、正面からみると、その幅約17m、高さ13m、奥行き32m で、神社建築としては九州最大級の大きさを誇ります。柿葺(こけらぶき)で、建立年次が明らかな社殿として大変重要とされ、現在は国の重要文化財に指定されています。