社団法人 北部九州河川利用協会
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情報公開

平成28年度 事業報告書

 一般社団法人 北部九州河川利用協会は、協会設立の趣旨に基づき、福岡県、佐賀県、熊本県、大分県における一級河川の愛護及び環境整備並びに危機管理の普及を図る目的で、平成28年度に公益事業を実施しました。また収益事業として、筑後川の公物管理等を実施しましたので報告します。


T.事業活動の概要

〈公益事業活動の概要〉

(1)防災・危機管理支援に関する活動

・九州主要河川防災・水利・環境歴史遺産調査

 筑後川フェスティバル in 大川 において、九州内の主要河川で活動する市民団体の活動状況並びに防災意識の醸成について議論しました。
 参加団体からの意見として、次世代の人員養成が進まず、若手の防災意識の向上と共にそれを担う人員確保の課題が浮き彫りとなりました。
 また、災害時、九州内のNPOが迅速に対応できる枠組み確保のため、平素の活動の在り方、情報連携などを議論しネットワーク維持の基礎資料とします。
 筑後川フェスティバル時に九州河川災害ネットワーク交流会議を開催し、NPO法人白川流域リバーネットワークから熊本地震の際の防災施設白川わくわくランドの活動について報告がありました。

・佐賀県内河川防災情報収集業務

 内水被害の頻発する佐賀地域での水防災安全度の把握を行い、当地域の減災のための市民活動のあり方を、行政市民団体を交えた専門家会議を2度開催し取りまとめを行いました。

・熊本地震災害基本データ収集・支援

 協会と筑後川流域連携倶楽部、嘉瀬川交流軸、白川流域リバーネットワークの4者で4月23、24日に現地調査を行い、「熊本地震の特徴と対策」として取りまとめ、筑後川新聞紙上で報告しました。

A佐賀県内河川防災情報取集業務

 内水被害の頻発する佐賀地域での水防災安全度の把握を行い、当地域の減災のための市民活動のあり方を、行政市民団体を交えた専門家会議を2度開催し取りまとめを行いました。
 また、地震に遭遇した熊本の児童を「さが水ものがたり館」に招待し励ましました。

(2)河川利用・管理・調査研究支援に関する活動

・筑後川市民大学の開催(1回/月)

 当会の主催で社会人を対象に、治水、利水への意識高揚と河川愛護思想の啓発を図ることを目的として公開講座(筑後川の治水、利水、環境、歴史など)を開講しました。今年度は「流域の河川と人々の交わり」をテーマに、毎月1回(金曜日又は土・日曜日)、「筑後川防災施設くるめウス」で開くことを基本として実施しましたが、出前講座として大川市(筑後川フェスティバル会場)、日田市「朝霧の館」、福岡市天神「久留米大学サテライト」でも開講しました。最終講座は「流域の河川と人々の関わり」をテーマに、「筑後川防災施設くるめウス」で3月4日にシンポジウムを行いました。
 年間をとおした参加者は、410名でこの取り組みも皆様の理解を得られ、定着してきました。

・第13回九州「川」のオープンカレッジ in 山国川(2016.9.2〜9.4)

 九州において河川や流域問題などを学んでいる学生や関心を持っている市民を対象に、九州各大学の有志の先生らによるわかりやすい川に関する講座を開講し、学生・大学間の交流や世代間の交流を図りながら、次代を担う人材の育成を図ることを目的としています。
 初日は「山国川流域と豊前干潟」テーマとした講義、二日目はフィールドワークで耶馬溪ダムの役割、青地区の洪水からの復旧と景観設計、干潟観察、防災・ロープワークなど多くの実習をしました。最終日は三つのテーマ(「川の文化を活かした安全な川づくり」「文化財の保護と河川整備の整合」「干潟の環境保全と治水事業との整合性」)から一つを選択してグループで討議を行い、各グループから討議内容の報告を受けました。
 受講者30名(九州大学、九州産業大学、北九州大学、福岡工業大学、大分高専の各学生および社会人など)


(3)河川利用推進に関する活動支援

≪河川環境整備に関する事業≫

・筑後川源流碑の設置

 当協会が設立40周年を迎えるに当たり、その記念事業の一環として筑後川を構成する多くの支川に、流域住民の協力を得て源流碑を設置しているものです。
 平成22年度に玖珠川源流に設置したのを初めとし、大山川、津江川、大肥川、城原川、巨瀬川と毎年一ヶ所ずつ設置してきました。平成28年度は最後の支川として宝満川の源流筑紫野市に建立し、除幕式には流域の子どもたちや地元の御笠町振興会など約80人が参加しました。

・筑後川植樹事業

 筑後川右岸18k400m〜21k00mにかけて植栽されている樹木が、平成24年北部九州水害により枯死したため、樹木の復元を行いました。
 樹種はケヤキとし、河川管理に支障が無いよう河川管理者と協議し、2本として景観の保全を図りました。 

≪美化活動支援≫

・平成28年度 河川愛護報告会(2016.7.20)

毎年7月は河川愛護月間という事で、河川愛護に関するいろいろな取り組みが行われています。その一環で小学生、高校生による「川の報告会」がありました。
今年は、5校から70名の生徒が参加し、くるめウスで河川活動の発表がありました。

≪広報活動支援≫

・九州建設技術フォーラム(2016.10.17〜18)

 官・民・学の情報発信・意見交換の場として、ブース展示や新技術相談会などを企画しました。100社以上の出展と4大学・1工業高校・2専門学校の参加があり、盛況のうちに終わりました。

・筑後川広域広報活動報告

 筑後川流域新聞は発刊部数2.5万部、隔月1回年6回の発刊を10年以上にわたり継続している地域紙で、当協会は公益活動の状況を毎回紙上で報告し、読者へ情報を提供しています。また、その時々のニーズをとらえ、関係者による座談会や対談形式による情報を特集として企画立案し、紙上で発信しています。H28年度は第30回筑後川フェスティバル大会で筑後川流域首長座談会を行いました。
 第4回筑後川−竹筏レースはH27年と同様に対岸までの往復を2回漕ぐレースを、8チームが参加して行い、レース後は子どもたちも竹筏やEボートに乗って楽しんでいました。筏に組んだ竹は粉砕機をレンタルしてチップにして、竹の再利用を図りました。

≪NPO等活動支援≫(公募事業)

・第30回記念筑後川フェスティバルin大川(2016.6.11〜6.12)

 筑後川の上流・下流の交流の場として始まった筑後川フェスティバルは30回目となり、福岡県大川市にある昇開橋付近の筑後川河川敷で開催されました。
 今大会は大川市を核とし佐賀市との連携のもと、平成27年に世界遺産登録された三重津海軍所跡や明治期の若津港、デレ−ケ堤など新たに発見された筑後川下流域の歴史的遺産の検証を行い、次世代へ繋ぐ下流域エリア一帯で取り組むべき課題を見い出し地域興隆の足がかりとなる大会となりました。
 プログラムは物産展、えつ祭り、筑後川流域首長会議、九州河川災害ネットワーク交流会議、更にはプレイベントとして行われた筑後川コンセンサス会議など硬軟取り混ぜ多岐にわたる内容で、いずれも好評でした。

・第13回九州「川」のオープンカレッジin山国川(2016.9.2〜9.4)

 九州において河川や流域問題などを学んでいる学生や関心を持っている市民を対象に、九州各大学の有志の先生らによるわかりやすい川に関する講座を開講し、学生・大学間の交流や世代間の交流を図りながら、次代を担う人材の育成を図ることを目的としています。
 初日は「山国川流域と豊前干潟」テーマとした講義、二日目はフィールドワークで耶馬溪ダムの役割、青地区の洪水からの復旧と景観設計、干潟観察、防災・ロープワークなど多くの実習をしました。最終日は三つのテーマ(「川の文化を活かした安全な川づくり」「文化財の保護と河川整備の整合」「干潟の環境保全と治水事業との整合性」)から一つを選択してグループで討議を行い、各グループから討議内容の報告を受けました。
 受講者30名(九州大学、九州産業大学、北九州大学、福岡工業大学、大分高専の各学生および社会人など)

・その他の公募事業

 「花月川の川づくりを考える〜千年あかりまつりをつうじて」「遠賀川をまるごと学び合おう」「子ども川体験と景観保全」「乙津川で遊ぼう!」など河川愛護活動等の普及・広報活動に取り組みました。

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