事業活動の概要

平成30年度 事業報告書

 一般社団法人 北部九州河川利用協会は、協会設立の趣旨に基づき、福岡県、佐賀県、熊本県、大分県における一級河川の愛護及び環境整備並びに危機管理の普及を図る目的で、平成30年度に公益事業を実施しました。また収益事業として、筑後川、矢部川、嘉瀬川の公物管理、遠賀川等の河川管理関係業務を実施しましたので報告します。


Ⅰ.事業活動の概要

〈公益事業活動の概要〉

(1)河川利用・管理・調査研究支援に関する活動

筑後川市民大学の開催(1回/2ヶ月)

 一般市民を対象とした公開講座(筑後川の治水、利水、環境、歴史等)を治水、利水への意識高揚と河川愛護思想の啓発を図ることを目的として実施しました。
 平成30年度は、全てを出前講座として「筑紫次郎・筑後川に学ぶ」をテーマに、日田、うきは、久留米、大川で実施しました。


河川維持管理技術講習会

 北部九州地域における河川維持管理に関係する技術者の幅広い知識の習得や技術力向上を目的として、河川維持管理技術講演会を実施しました。


住民目線でのより良い河川管理検討

 人材不足・高齢化という課題を解決し、住民目線での居心地の良い河川空間とするために、持続性のある河川管理の実現に向けてオピニオンによる検討会を開催し、方向性や具体策を取りまとめ提案を行いました。


河川市民活動、人材育成システム検討

 筑後川流域で活動している市民団体等の構成員が、固定化され、高齢化していることから、次世代を担う人材を育成する仕組みづくりを行うことを目的に、筑後川流域上下流での活動団体による「筑後川次世代会議」を開催し、上下流連携を牽引する次世代コアメンバーの育成に向けての取り組みを行いました。


河川市民団体活動公開講座(次世代サミット)の開催

 河川における市民団体等の次世代の人材発掘と育成、活動の輪を広げることを目的に、筑後川での次世代メンバーの企画による「リバークルーフェスタ in 筑後川」を開催しました。


(2)河川利用推進に関する活動支援

≪河川環境整備に関する事業≫

筑後川源流碑の設置

 河川の安全利用の強化、及び快適利用の円滑実施に向け、地域住民と連携を図ることを目的として、河口の碑の設置を行いました。


≪美化活動支援≫

 植栽活動などの美化活動への支援、ノーポイ運動など、愛護団体・企業・ NPO団体等と共に美化活動に参加するほか、筑後川等での清掃資材購入 等の支援を行いました。


≪広報活動支援≫

流域市長対談等

 筑後川流域の首長 対談を実施し、筑後川流域新聞に掲載しました。
  ①日田市長、朝倉市長、東峰村長対談    8月25日
  ②久留米市長対談            11月11日


筑後川広域広報活動

 河川利用推進としての環境保全や、地域づくりへの活動についての情報共有化を図ることを目的として、筑後川流域での活動を情報発信する筑後川新聞等への支援を行いました。


川の情報誌発行

 河川利活用の推進を図るため、九州管内各河川の川の魅力、川の楽しさを一般に広く情報発信する「川あそび情報誌、九州かわとも」の発行支援を行いました。


私の川・夢プランポスター

 子供達の河川愛護啓発活動の一環として、私の川・夢プランポスターを募集し、優秀作品による発表会と表彰式を実施しました。出品された作品については、作品集を作成し、公表致しました。

≪NPO等活動支援≫(公募事業)

 流域で活動している市民団体やNPO組織に対して、広く公募により呼びかけ、河川利用・愛護に寄与する事業の円滑実施に向け支援を行いました。
(平成30年度 23団体に支援)

(3)防災・危機管理支援に関する活動

≪広報活動支援≫

 今年度は、被災地の市民の活力に繋がることを目的に、市民団体等と連携し被災地での復興イベントを朝倉市、日田市、及び熊本県益城町で実施しました。

■復興支援コンサートへの参加支援(日田市)  →平成30年9月17日開催
■復興イベント開催支援 (朝倉市)      →平成30年12月22日開催
■復興イベント開催支援 (熊本県益城町)   →平成30年10月13日開催
■女性目線による災害復興講演会(日田市)   →平成31年2月10日開催

■久留米地区大規模内水調査(7月6日発生)
 久留米市で発生した大規模な内水被害について、今後の防災業務の基礎資料とするため、市民目線の情報のあり方等についてアンケート調査を実施し分析を行いました。